たまごのはなし
『たまごのはなし』 しおたにまみこ ブロンズ新社
MOE絵本屋さん大賞 第2位
TUTAYAえほん大賞 第2位
ブラチスラバ世界絵本原画展 金牌
注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!
ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。
読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。
第1話「めを さましたら」
第2話「さんぽ」
第3話「あめのひ」
たまごのイラストに一目ぼれして購入。
少し立ち読みして、全部読めちゃうな…と思ったのだけど、繰り返し読みたいと思い連れて帰ることに。
たまごのイラストは、とてもシュールなんだけど、語りかける系の内容。
ただ、このイラストもあいまって押しつけがましくないのがいい。
たまごがそうするなら、わたしも動くか…と。
「どうして わたしは いつまでも こんなふうに ころがっているんだろう」って。
だから
たちあがってみたんだよ。
おもっていたより ずっと かんたんだった。
転がっているのに飽きたら、立ち上がればいい。それだけの話。
そんな、がんばれ!とか、そんな話じゃない。
ゆる~く背中を押してくれる絵本です。
手元に置いておきたい1冊です。