• 2022.12.23

最近読んだ本

隙間時間でコツコツ読んだ本たち。

『アメリカ分断の淵を行く』國枝すみれ著

日本でも問題になっている貧困や差別、格差は、アメリカではどうなんだろう?知りたくて読んだ本。

考えさせられる内容だった。

答えの見つからない問題も多くある。それでも前向きに解決していかなければならない、そんな問題もたくさんある。

興味深く読んだのは、「小児性愛者の問題」と「BLM」と「日本への原爆投下」について書かれている箇所だった。

小児性愛者は、どこからが犯罪になるのだろうか?
好きだと思うだけなら、犯罪にならない。でも、行動に移した段階でアウトだ。
どうして子どもに対してそんな感情を持ってしまうのだろう?
犯罪を犯し、罪を償い刑期を終えた小児性愛者は、もう子どもに対してそんな感情は持たなくなるのか?
性犯罪に終わりはあるのだろうか… とても考えさせられるルポでした。

『臆病者の自転車生活』安達茉莉子著

ZINE作家が書かれた。と噂になっていたので… 読んでみました。
自転車が欲しくなった。
今は介護生活で、電車で出かけられないけど自転車で買い物にはいけるので… 電動自転車買ってみようかな!(^^)!
って早速買ってしまった。

「PAS With DX」のマットグレイッシュベージュを買った。
本当は、安達さんと同じスポーツタイプが欲しかったのだけど、自転車に乗る目的が買い物なので、ちょっとバータイプのハンドルは厳しいなと…断念した。
介護を始めて、買い物の多さに驚いているので、ママチャリタイプはマストだな。

紙おむつとかネットで買えばいいやって思ってたけど、やっぱりドラッグストアで買う方が断然安い。
それに配送だと段ボールが増えて困る。
で、毎回ドラッグストアに買いに行くのだけど、本当にかさ高い!

本に戻って…
自転車を通して、活動的になっていく様子がとても楽しい。
自転車で遠出したり、仲間が増えていったり、動くと世界が広がるんだな~って思った。
影響受けて、ちゃっかり自転車買ってしまったもんな。安達さんには感謝だな。

『おとなの小論文教室』山田ズーニー著

随分前に買って積読本になってたのを、ようやく読んだ。
毎回思うのだけど、もっと早く読めばよかった。
わざわざ買ったんだもの、自分の興味があるものに決まっているのにね。
付箋でいっぱいになったよ( ´∀` )

自分の心を開いて、自分の言いたいことを素直に表現できるようになることからが、スタートだ。
基本だよな。
小論文とかの問題ではなく。
心に刺さる助言はたくさんあるけど、特に肝に銘じようと思ったことは、
「好きなものに忠実でいる勇気」
「考えるための小道具を手に入れる」
「ひらけ」
「相手の気持ちを考えない勇気」

これは、小論文のことで悩んでいる人だけでなく、「対人関係で悩んでいる人」や「やりことが見つからない」や「自分らしく生きたい」と考えている人にぜひ読んでもらいたいと思った。

きっかけは本の中にあり、本質は自分の外にある。
一人で悩まず、外に出ていこう。

またゆっくり感想文書きたいな。


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